動物園・水族園・植物園

【上野】パンダだけじゃない!オトナこそ癒される「上野動物園」を楽しむ

上野動物園

東京、上野。上野といえば動物園。上野動物園といえばパンダ。そして、2017年、パンダ妊娠か?と展示中止になっている今なら空いているはず!という発想のもと、休日ながら行ってみることにしました。

動物園まではJR上野駅から歩いて10分ほど。モダニズム建築の音楽の殿堂“東京文化会館”や、世界文化遺産にも登録された“国立西洋美術館”など、モダンな建物を横目にみながら動物園に向かいます。

東京文化会館

パンダは見られないとはいえ、やはり入場者数全国1位の動物園。午後の遅めの時間に行ってみましたが…、チケット購入には並びました。それでも、時間にすると10分ほど。意外とすんなり園内に進むことができました。

入口

入口近くにはパンダの展示スペース。ベビーが誕生したらきっとものすごい行列ですね。今度こそベビーに会えますように。

パンダ

園内は東園と西園にエリアが分かれていて、全部まわるとけっこうな運動量になりそうです…。エリア間の移動はロープウェイにしてはずせない動物から見ることにしました。

看板

まずはアジアゾウ。5トン近くある巨体、やっぱり迫力があります。

ゾウ

しばらく見ていると、1頭のゾウの鼻からものすごい砂ぼこりが!“泥浴び”という行動で、寄生虫や直射日光から体を守る意味があるそうです。動物園にいても野生と同じ行動をしていることにちょっと感動しました。

とっても癒された、お昼寝中のアシカたち。

アシカ

ときどきあくびをしながらゴロゴロするアシカの下をアザラシがびゅんびゅん泳いでいました。アシカとアザラシの違いが良く分からなかったのですが、アシカは前足で泳いで、アザラシは後足を使って泳ぐそうです。よくショーに出演するのは前足の器用なアシカですね。

日本で最初に作られたというサル山。やっぱり人間社会の縮図に見えてしまい見ていてあきません。

サル

もしや着ぐるみ?と思わせるなんとも人間臭いゴリラの動き。ガラス張りの観察スペースで写真を撮りまくる人間たちを逆に観察しているようでした。

ゴリラ

東園と西園の移動で乗ったロープウェイ。

ロープウェイ

あっという間の移動時間ですが、不忍池が車窓からみえました。

不忍池

上野動物園では約400種の動物を飼育しているそうです。とても1日では見られませんでしたが、暗闇を飛びまわるコウモリや、水中を泳ぐホッキョクグマ、フラミンゴなど、動物たちの姿にびっくりしたり、ほっこりしたり、とっても楽しい時間を過ごせませした。

フラミンゴ

混んではいましたが、混んでいるがゆえに、近くで見られるときに真剣に見ていた気がします。

アメ横や赤ちょうちんの飲み屋など、下町の風情もありつつ、博物館や美術館など文化施設もあって、ちょっとカオスな印象の町、上野。

オトナの観光スポットがたくさんあるなかで、何となく今さら感があった上野動物園ですが、行ってみて大満足でした。さすがは年間入場者数全国1位。癒されたいオトナにこそおすすめの動物園でした。

旅データ